2014.8.11(月)  
    星のブランコ  (20Km)
コース: 自宅〜お松の宮〜磐船神社〜星のブランコ〜レストランいわふね〜照涌(てるわき)大井戸〜自宅
ここ数日、台風のお陰で自宅待機。ようやく雨がやんだのでちょっと星のブランコまで・・・。
9:20 自宅スタート。自宅からは北方向、交野市の方へ向かう。
9:52
 ゆっくり30分ほど歩くと“お松の宮”と呼ばれる住吉神社。

石灯篭

本殿前

 饒速日命(にぎはやひのみこと)が降臨したと伝えられる交野市の磐船神社から松の苗を移したので、お松の宮という名前が付いたといわれる。
縁起では奈良時代頃の創始と伝わる。
 
10:13
 長楽寺、高台の上にありきれいな姿。
本尊;阿弥陀如来立像、 境内に明和8年(1771)の如意輪観音像等の石造物 南北朝時代(1358、1490)の五輪塔が有るとか。

長楽寺 

本堂
10:43
長楽寺から更に北に向かっていると、いつの時代のものか石の道標。 道標を見ながら直進する。

左手に道標

従是南奈良 と
11:09 前方に自動車のトンネルと並び天野川専用のトンネルが見えてきた。
その手前には駐車場も整備されていて、ドライバーが休憩していた。 その先が今日の目的“磐船神社〜星のブランコ”だ。

天野川トンネル 
11:12 天野川トンネルの先に“磐船神社”。
物部氏の遠祖神(とおつみおや)天孫饒速日命(にぎはやひのみこと)をお祀りする神社です。ご神体は天の磐船。
以前に入ったことがあるが、行場の岩窟を歩くのも楽しい。



11:17


 磐船神社から天野川沿いに北進すると左手に“ほしだ園地”への入り口。

入り口前には「今般の台風で道が荒れているので進入禁止」の貼り紙。
 荒れていたらバックする気持ちで入らせてもらう。

ほしだ園地 入り口 
歩いていると所々に花の説明板。

花の説明板

ノギラン

カマキリ
11:44
案内標識に従い進むと“星のブランコ”。 延長280m、最高地上高50m。



 
 



12:05 星のブランコを渡りきり前進すると“ピトンの小屋”、その前では“クライミングウオール”。
何人かのクライマーが練習していた。 下から見ているとこちらの方がヒザがブルブル震える。

 



12:10

12:50

クライミングウオールで昼メシを食べたいが、食堂はやっていない。

20分ほど足を延ばして川のほとりのレストラン“星の里いわふね”でビール&鉄火丼。
13:42
 レストランへ行くときは自動車道を歩き怖かったが、復路は山道を見つけた。

復路 
13:55 クライミングウオールのピトンの小屋。
14:31
この園地での最大の難所という大谷コースの階段をフーフー言いながら行くとブランコの遠景。





 
 
 
14:57
 ほしだ園地の入り口に帰ってきた。

 
15:02
 天野川トンネルの天野川に戻ってきた。

天野川 
15:30
 真言宗 法元寺。

15:42
照涌大井戸(てるわきのおおいど)

むかし、むかし。ある暑い日に、身なりのきたないお坊さんが田原の里を通りかかったところ、村の若い娘が声をかけました。

娘:    「お坊さんどうされました。ずいぶんお疲れのようですね」
お坊さん:「じつは歩きどおしで、とてものどがかわいているのです」

娘:    「それはおこまりでしょう。どうぞこれを飲んで、のどをうるおしてください」娘は村の井戸から水をくんでお坊さんに差し上げました。
お坊さん:「あ〜おいしい。元気になりました。ありがとうございます」  お坊さんは、お礼を言って立ち去りました。

それから数日が過ぎ、あのお坊さんが、弘法大師というとても偉いお坊さんだったことがわかりました。
 それ以降、不思議なことにこの井戸の水は、どんなに日が照って水不足の時でも枯れることがなく、冷たくおいしい水がコンコンと涌き続けました。
村の娘がだれにでも親切にしていたおかげです。

村の人たちは、弘法大師様のおかげで水が枯れることのない井戸を「照涌の大井戸」と呼んで大切におまつりするようになりました。
現在でも、この大井戸をおまつりする「水供養」が地域の熱意で続けられています。


 


 
16:40  帰着、7時間あまりのウオーキングでした。
 本日の歩行数: 36,110 歩