漫歩マンの 琵琶湖一周一人旅
 1日目=2003.6.2 はれ
8:00 自宅をスタート
 前夜妻に「なんでそんな面白くもないと思うのに歩くの?」と聞かれる。
なんでかな〜?つまらないかな〜?
ともあれ、すがすがしい天気だ。がんばれ!と激励してくれているみたい。
10:10 JR石山駅
 トイレでオシッコをして、さあスタートだ。
駅前には、芭蕉の像が。余談だが、この頃芭蕉は「奥の細道」の旅に出ていると記憶している。
ここまで来ただけで、荷物の重みが背中にこたえる。14〜15Kgある。
10:36 瀬田の唐橋前
 ここから瀬田川の川べりをただモクモク歩く。自転車のおじさんが「こんにちわ」と声をかけてくれる。
11:30 近江大橋
 ここから草津市だ。国道沿いの道を一人歩く。
あるく、あるく。
毎日、生駒山を歩いているので「平坦な道だから大丈夫」と自信を持っていたが、ドッコイこのコンクリート道というヤツはいけないねー。疲れるねー。
12:08 矢橋帰帆北橋
 ヨシの群生地。ヨシキリか鳥の鳴き声がにぎやかだ。
ギッギー ピッピー キキッキ キッキー
12:35 高砂橋手前
 昼食、昼寝1時間。
14:13 水質浄化実験センター
 琵琶湖の水を如何にきれいにするか研究しているらしい。公園になっている。
結構疲れた。足のふくらはぎがバンバン。
16:21 丸半島・水の森公園
 
大きな公園だ。
疲れたので本日はこれにて終了。テント設営、トイレで洗濯して着替える。
お湯を沸かし、国道沿いのセブンイレブンで買った弁当で夕食。
芝生が丁寧に刈り込まれていて寝っころがっていると、とても気持ちがいい。
ゲイラカイト?を飛ばして遊んでいる人がいたが、しばらくしていなくなった。

その後はときに散歩の人がある程度で、人の気配は殆どない。
漫歩マンさまご専用の公園です。
計画では、「あやめ浜」まで行く予定にしていたが、今日はその半分しか歩けなかった。
のんびり歩こうとは思っていたが、なんだかこだわりが残る。
19:00就寝。

本日の徒歩距離:26000歩、約17Km。初日から計画未達・・・。
2日目=2003.6.3(火) はれ
4:00 目覚め
 目が覚める。オシッコをする。
夜露でテントが濡れている。早く起きて早く行動しようと思っていたが、テントが乾いてから行動しようと思い直し、また寝る。
4:45 起床
 ハトがクックーッ、クックーッとうるさい。起きる。
公園の便所掃除をしている人がいる。頭がさがる。
6:45 烏丸半島
 水の森公園スタート。
7:00 道の駅
 水の森公園を少し過ぎると道の駅がある。
7:55 飛べないカラス
 水の森公園を過ぎ、道の駅を過ぎしばらくすると、守山市に入る。
元首相宇野??の出身地か?石碑が建っている。
国道沿いを歩いていると、草むらにカラスがしゃがんでいる。交通事故にでも遭ったのか?飛べない。日ごろ「にっくきカラスめ!」と思っていても死を待つ動物は哀れを感じる。

「からすなぜ鳴くの カラスは山に かわいい七つの子があるからよ・・・」

靴の中に石が入ったみたい。チクチク痛い。
ちょうど疲れてきたので休憩とするか。靴を脱いでも石は出てこない。
小さなマメが出来ている。
左足の方がちょっと大きいが右足にも出来ている。
8:46 佐川急便保養所前  前方に琵琶湖大橋・観覧車が見える。
9:37 わんわん王国
9:52 ハマヒルガオ群生地
 ハマヒルガオ群生地では巨大なカメラを構えたオジサンが大勢いた。
10:24 野洲川、中州大橋
 あるく、あるく。テクテク歩く。
あるく、あるく、モクモク歩く。
10:39 あゆ家の郷
 まだまだ歩く。
11:00 昼食・大休憩
 ああー、シンド。
13:15 中主町・マイアミキャンプ場
 マイアミ浜有料キャンプ場を左に見てあるく。大人一泊800円也とある。
紫式部の歌碑がある。
気がついたらヨシがなくなっている。
13:45 佐波江キャンプ場
 出発にあたり、色々予想し計算したつもりだったが、計算外のことがひとつあった。それは・・・、「マメ」。痛い。
15Kgの荷物とアスファルトの道・・・。つらい。痛い。
目の前に「長命寺」が見える。がんばろう。
16:00 長命寺
 寺の前のお店でビールを買って、「この辺でテントを張ったら叱られる?」と聞いたら「あかんとこやからなー」との答え。
湖岸が港になっていて、トイレもありテントにはもってこいの場所なのだが・・・。
広場には「琵琶湖就航の歌」の歌碑がある。

「われは海の子 さすらひの 旅にしあれば しみじみと 
 のぼる狭霧や  さざなみの 志賀の都よ いざさらば ・・・」

仕方がないから、テント場求めてまたあるく。ここからいわゆる湖岸がない。絶壁に林でテントなんか張る場所がない。
こういう時が一番悲しい、つらい、さびしい。今夜寝る場所が造れるだろうか?と心配になる。
17:00 小豆ガ浜・野営場跡
 右手山側にキャンプ場が見えた。ホッ。広いキャンプ場でバンガローがたくさんある。だがH13に閉業とある。寂れていて少し怖い感じだが、この疲労には勝てない。早々にテントを張り、おこわご飯を12分間ボイルして漬物とで夕食。
19:00 就寝  
22:00頃ラジオのスイッチを入れたら阪神が勝ったと言っている。
今年の阪神は強い。これで貯金19。

本日の徒歩距離:約28Km、40000歩。
累計:66000歩、45Km。
3日目=2003.6.4(水) はれ  
4:25 目覚め
 ピッピッピピピー、ホーホケキョのさえずり声に起こされる。昨日の朝はテントが夜露でビショビショに濡れていて困ったが、今朝はカラッとしていて気持ちがいい。
インスタントチャーシュウ麺で朝食。
6:15 小豆ケ浜・野営場スタート
7:00 近江八幡国民休暇村
 昨日ここまで足を伸ばし歩いてきていたら、ゆったり気分よく過ごせたのに・・・それは結果論。
きのうのあの肉体的・精神的疲労の状況では、目標無しにここまで歩けなんてのは到底無理な話。
7:45 伊崎寺湖畔
 今日もまだ1時間半しか歩いていないのに、もう足のマメが痛い。
湖畔で休憩。
マメをつまんで中の汁を搾り出す。むにゅーと汁が出てくる。

水辺を見ると湖岸に大きな鯉が打ち寄せられている。70Cmはありそう。
何で死んだのかな?
そのうちカラスに見つかり餌食になるのだろう。
8:28 大同川水車橋  
むかしこの川には多くの水車が回っていたのだろうな。
橋の横に水車の模型が造られている。
8:28 大同川水車橋
 むかしこの川には多くの水車が回っていたのだろうな。
橋の横に水車の模型が造られている。
8:52 愛知川
 あるけ!あるけ!もうすぐ彦根だ。
麦畑を見ながら歩いていると、

「徐州徐州と人馬は進む 徐州居よいか住みよいか 
 洒落た文句に振り返りゃ お国訛りの おけさ節 髯が微笑む麦畑・・・」

と、口をついて出てくる。
歌でも歌ってマメの痛さを紛らせたいね。
8:59 彦根市
10:00 彦根市柳川町
 マメが痛い。しんどい。
ファミリーマートがあった。発泡酒でのどを潤す。グビグビグビ、あーうまい。
もういっぱい、グビグビグビ、あーうまい。二缶くらいアッという間。
今日も野宿のつもりだったが、この疲労とマメの痛さに負け、弟の家に電話をする。「突然ながら、今日お世話になりたい・・・。」と
俺が生まれ俺が育った家とはいえ、みな家庭もちになるとなんとなく他人行儀になる。
11:44 近江ふるさと園
 湖岸を歩いていると随所に老人ホームが設置されている。
将来こういうところにお世話になるのかな?
前の浜辺で休憩昼寝。
13:22 犬上川
13:50 芹川
 子供の頃よく遊んだ川だ。鮎つりなんかもよくやったよ。
14:30 彦根市栄町
 実家に到着。
マメがひどい。最初のうちはマメも小さかったけれど今ではずいぶん大きく成長している。全部つぶしてマキロンで消毒。
シャワーを浴びて、遅ればせながらの昼食。
寛いでいると、高校時代の「武田君」から「来る8月24日同窓会をする。その際万葉集について30分程度話をしてくれないか・・・。」と。
なんだこりゃ、人の旅先にまで・・・。とりあえずお断りした。
21:30 就寝
 畳の上で寝させてもらえるのはやっぱり幸せ。

本日の徒歩距離:約30Km、43000歩。
累計:75Km、109000歩。
  4日目=2003.6.5(木) 快晴
4:00 目覚め
 目覚めるも今日はテントの中ではない。他人の家だった。また、寝る。
6:00 起床
7:00 スタート
7:40 松原

松原のはずれのお墓の前で休憩。

子供の頃ここまで来て、水泳を楽しみ、蜆を獲って帰ったものだ。

今日もマメに苦しみそうだ。
9:00 世継
 休憩。痛い、痛い。
昨日、つぶせるマメは全部つぶしたけれど、あっちのマメとこっちのマメが合体してとても大きくなっている。爛れてきている。歌でも歌って気を紛らせようと思うが童謡しか出てこない。

「アリさんとアリさんとごっつんこ あっち向いてホイホイ こっち向いてホイ・・・」
11:10 長浜市橋南

 昼飯・ラーメン&ビール。
昼寝1時間半。

しばらく行くと、12時過ぎに豊公園に着く。豊臣秀吉のお城だ。
秀吉ならば「かごを持て・・・」といえば、さっとかごに乗れるところだろうに・・・。
13:35 水辺の里
 イタイ。痛い。一歩一歩ゆっくり、ゆっくり。
15:07 スポーツの森
 このあたり約2Kmのところを小1時間かかって歩いている。いままで4Km=1時間の計算で色々やってきたが、そうは行かなかった。
荷物は15Kg、マメは大きく、ビッコ引き引き、世の中計算どおり行かない。
16:30 湖北町・海老江町
 水鳥観察の東屋で今夜は寝よう。・・・と思っていたら5〜6名のカメラを持った団体がやってきた。「車が奈良NOですが奈良からですか?」「うん、今日は福島・裏磐梯からの帰り道だ。竹生島の夕日を撮影するのだ。」
「わたしも奈良は生駒の人間ですよ。」とか何とか話していると、どうもここにはいろんな人がやってきそうに思えるので、少し外れた広場にテントを張る。
18:30 テントを張る
 就寝。

本日の歩行距離:約27Km、40000歩。
累計:102Km、149000歩。
5日目=2003.6.6(金) はれ  
4:30 起床
 すがすがしい朝だ。
日の出が見事で思わずデジカメシャッターを切る。
6:00 スタート
 テントを張った海老江港のすぐそばに、写真の水鳥観察小屋が設けられている。冬になると渡り鳥の観察で賑やかになるらしい。
スタート時点では今日は行けるかな。と思った足も10分も歩くともうイタイ。
6:40 湖北町尾上
 ここには温泉旅館がある。
7:10 片山トンネル
 トンネルの前で菜々ちゃんにメールをうつ。
「ななちゃん、7歳おめでとう。おじいちゃんはいまびわこというところをあるいています。」と。
9:00 余呉川東屋
 片山トンネルを抜けたところで左折しなけりゃならんのに直進してしまった。尾根歩きのはずが国道歩きになってしまった。
10:00 飯の浦ドライブイン
 よく歩いた。足が棒のように感じる。
ビールを飲む。グビグビグーッ。もう一本飲む。グビグビグーッ。
うまい。昼飯を食う。昼寝をする1時間半。
ここから竹生島行きの船が出ている。40分で行けると放送している。
13:22 塩津浜
 琵琶湖の最北へ来た、という感じ。ここから山道に入る。
14:50 月出展望台
 テントを張るにはちょっと時間が早いので、小休憩してすぐスタート。
結果論としてはここでテントを張るべきだった。
16:20 つつじ平
 上りの山道はマメには楽だったが、下りには参った。
17:23 羽衣の丘
 尾根道を歩く筈がどこで間違えたのかパークウェイを歩いている。
ドライバーに道を尋ねたら送ってやろうと言う。
水のあるテント場が見当たりそうになく、日も翳ってきそうなのでお言葉の甘える。
18:00 国民宿舎つづらお荘
 車のNOは尾張小牧となっていた。
「バス釣りに来たのだ」と言っていた。尾張小牧の人は親切だねー。

車のドライバーに別れを告げると、すぐ目の前に国民宿舎が目に入った。
つづらお荘で「予約していないけれど泊まれますか?」「よろしいですよ。」
すぐ、お風呂に飛び込む。
さすがに夕食がうまい。テント食とはチト違う。

本日の歩行距離:約30Km、43000歩。
累計:132Km、192000歩。
6日目=2003.6.7(土) くもり  
4:50 目覚め
 目覚めるも今日は国民宿舎の朝だ。7:30〜が朝食時間のためまた、眠る。
6:00 起床
 朝風呂に入る。いいねー、旅館は。
8:10 スタート
 国民宿舎つづらお荘を出る。
一泊経費:約1万円。
8:29 丸子船展示
 丸子船のご案内」の看板に丸子船の由来が書いてある。
9:13 奥出浜園地
 歩いている道にいたるところにウンチがある。人のウンチのようでそうでないようで・・・。
乾いているウンチにはおがくずのような繊維質が見られる。
そうこうして歩いていると、目の前にサルが道を横切る。・・・あれが犯人だ。
9:56 大浦園地
 マメがイタイ。
サルのウンチがあるとよけいにマメがイタイ。関係なくてもとにかく痛さにつながる。
11:49 マキノ町
12:30 海津大崎
 ズーッと桜並木を歩く。今は葉桜になっているが、シーズンに来るとそれは見事なものだ。
春に車で来たときには観光客の車で大渋滞で困ったものだった。

湖岸に面した食堂で昼食。
湖岸を歩いていると、「キャンプ禁止」の立て看板がズーッといっぱい立ててある。
キャンプするとこあるのかなーと不安になる。
15:24 サニービーチ
 マキノ町に入り、酒屋の自販機で発泡酒を買う。飲む。うまい。
次から発泡酒は「マグナムドライだ」と決める。何を飲んでもうまいのに・・・。
16:05 今津町
16:30 今津浜
 トイレのそばでテント設営。
カミナリがゴロゴロ鳴っている。
テントの前に軽食喫茶「View」がある。トコトコ行って看板に出ている定食を頼んだら「もうない」とのこと。「野菜ピラフならなんとか出来る」と。野菜ピラフを食べる。残念ながらアルコールがない。

オヤジはS17年生まれで2年前に早期定年で奥さんの希望でこの仕事を始めたのだ・・・と。
壁にきれいな写真がたくさん飾ってあるので「上手やねー。」と言ったら「写真はシャッターを押したら勝手に写りよる。」と謙遜している。いい人だ。

「琵琶湖を歩いているんや」「それはすごい、わしなんか4Kmも歩いたらもうあかんわ」
なんとなく年齢も近いし話も弾み、親近感を覚える。
19:00 就寝
本日の歩行距離:約24Km、35000歩。
累計:156Km、227000歩。
7日目=2003.6.8(日) はれ  
4:00 起床
4:57 今津浜の夜明け
 写真を撮っていると、昨日の喫茶店「View」のマスターが「おはよー」と声を掛けてくれる。
「早いですねー。」「いやー、あんたに刺激されて今日からウォーキングを始めようと思いまして・・・。」
「それはすごい、がんばってください。」(いつまでも続けてくださいよ。)

たとえ一人でも、ウォーキングについて感化出来たことに満足。たしかに健康によい、と自分自身納得である。マメのひどいのが難点だが・・・。
6:10 スタート
 足のマメがひどくならないようにゆっくり行こう。
7:08 市街地平和堂
 今津町平和堂の前の湖岸に東屋がある。ここで休憩。
靴を脱いでマメを見る。何度見ても大きくはなっていても、少しもよくはなっていない。
8:08 新旭町
 さざなみサイクリングロードが湖岸にある。とても歩きやすい道だ。
でもイタイ。びっこひきひき歩く。右足のふくらはぎの筋肉が突っ張るようになってきた。
変則的な歩き方をしているからだろう。
8:14 二ツ石
 渇水の時の雨乞いの神様。
8:30 新旭町水鳥観察センター

 立派な建物に「水鳥観察センター」とある。渡り鳥が来る、11月から3月の5ヶ月間オープンしているみたい。
ここで、家内に電話を入れる。「○○さんのお母さんが亡くなったよ。そのことで××さんや△△さんたちから電話が入っているわ。」と。

とりあえず、弔電だけ指示し、帰ることを決断する。
マメのため弱気になっていたところへ、帰る言い訳材料が出来たことに内心ホッとしている。
10:20 六ッ矢崎オートキャンプ場
 有料キャンプ場である。大人300円とある。
家族連れで来たら楽しく1日過ごせるだろう。
新旭町に入ってから遊歩道がとても歩き易い。クッションがいい。なにか、木屑のようなものを敷き詰めてある。
10:40 道の駅・しんあさひ風車村
 昼食、高い。駐車場に入るための車は道路にあふれているほどの人気。
あやめが見ごろのようだ。
12:48 安曇川町
 歩道脇に「マルチング実験中、H.14.7.31開始、厚さ10Cm」と書いて新旭町にあったあの木屑のクッション。
ほかに5Cm、20Cm、30Cmがある。5Cmの処は草がぼうぼう、20Cmの処は草が殆どない。
30Cmのところは全く草が生えてない。
歩き易い遊歩道にいかに草を生やさないかを研究しているのだろう。

ありがたいことだ。
あの「木屑」・・・これがマルチングというやつだ!
14:41 鴨川
 帰れる、と思ったら疲れが余計にひどくなってきた。
テクテク テクテク。
15:05 高島町
 肉体的に参って精神的にも参って・・・。
俺の限界だ。足がはれて靴がバンバン。ふくらはぎの筋肉は突っ張る。
もう、歩けない。
15:10 萩の浜
16:00 JR高島駅
 イヤー、大変な歩き旅でした。
新旭町水鳥観察センターから電話を入れていなかったら、「帰る」ということを考えずにどうしていたかな?

マメを早く治して、梅雨の空とにらめっこし、出来るだけ早い機会に残りを歩こう。
18:30 帰宅
 この旅で得たもの・・・大きな豆の大収穫。
              〜つづく。〜

本日の歩行距離:約25Km、36000歩
累計:約181Km、263000歩。
8日目=2003.6.12(木) くもりのち雨  
11:45 高島駅
 先日は高島町「萩の浜」から途中で帰宅してしまったため、残りを廻ろうと思い立ち朝遅く自宅をスタートした。
12:00 駅前の食堂
 「いくさ」の前の腹ごしらえ。
12:38 四十八体石仏群
 この辺りから湖岸に水泳場が始まる。
写真は北向きに撮った、その左上が四十八体石仏群がある。
12:45 白鬚神社
 神社の前、湖の中に赤い大きな鳥居が建っている。
13:09 志賀町に入る
13:48 小松浜水泳場
 水泳場につくと大きく「歓迎・・・」とアーチが掲げられている。
ここから民宿や売店など賑やかそうだ。
まだ今は閑散としているが。
湖岸には水鳥の夫婦が泳ごうかどうしようかと相談している。
真夏になり、人間の水泳客が大勢来たらこの夫婦はどこへ行くのかな?
14:18 北浜水泳場
 湖岸を歩いていると、「売り物件」と書かれた建物もかなり目立つ。
不況は影響している。
14:20 近江舞子
 水泳場の松林には「白砂青松、キャンプ禁止」のタテ看板が目立つ。
松林はなるほど見事なものだ。
15:10 比良駅
15:42 松の浦水泳場
15:55 志賀駅
 雲行きが怪しくなってきた。入梅したことだしいつ降るかわからない、今日はここまで・・・。

本日の歩行距離:約15Km、23000歩。
累計:196Km、286000歩。
9日目=2003.7.31(金)はれ  
8:50 志賀駅
 梅雨のため伸びていた琵琶湖一周の残り分、もう雨はなかろうと志賀駅からスタートした。
10分ほど歩いた木戸川べりに最高のキャンプ地がある。
10:30 小野
 そろそろどこかで休憩をしようかな、と思っているところへ田村君から電話。
「伊吹山の夜間登山では、懐中電灯が要るかな?」と。彼は「明日から夏休みだ」と言っていた。
11:00
11:15
11:25
11:30
琵琶湖大橋
出島(デケジマ)灯台
居初氏(イソメシ)庭園
浮御堂
 
このあたり、堅田の町。見所がたくさんある。
暑い!けっこう疲れる。道端の自販機で発泡酒をグビグビ。

道沿いには自販機がたくさんあるから、大変楽である。
ここまで21,600歩。普通なら1日分の歩数はとうに達成のところ、なかなか歩数は進まない。
12:30 昼食
 雄琴の町に入ると例の歓楽街。時間帯が真昼間のため呼び込みのお兄さんもお暇そう。
それでも、俺にまで「チョットチョット」と呼びかける。

看板に「入浴料1000円」とある。入浴だけ入りたいなあ。
雄琴の町のラーメン屋で昼食を。ビール中ジョッキ&レモンチューハイも忘れずに。
13:20 磯成大明神
 比叡山坂本駅のあたり、磯成神社の境内で昼寝。夏の日差しの中を歩くと疲れもひどい。33,400P。
15:05 唐崎神社
 ここは近江八景のひとつ「唐崎の夜雨」の唐崎神社。
神社では8月2日から夏祭りで、準備に忙しそうだった。
15:40 競輪場
 自販機で350MLのお茶を一気に。350MLくらいの水分はアッという間になくなる。
そしてトボトボ歩く。
競輪場を過ぎると、今度は競艇場がある。賭博は胴元が一番儲かる。
16:10 第一疎水
 京都への水源。
17:15 近江大橋
 この辺から「なぎさ公園」としてきれいに整備されている。
湖岸が歩くのに気持ちいい。
公園のベンチで何度か休憩する。
 18:35  JR石山駅
 当琵琶湖一周の始発点に戻ってきた。ようやく完了。
ああ〜つかれた〜〜。
ほんの思いつきで始めた琵琶湖一周もマメに悩まされ、友人の親の不幸で途中一旦中止したが、ようやく完了できた。それなりの感がある。
松尾芭蕉も褒めてくれるやろ?
                   ーおしまいー
  
本日の歩行距離:約40Km、56,000歩。
累計:236Km、342,000歩。