2014.11.2(日)  
  山を登る会  柳生街道〜円成寺〜笠置寺 (20 Km)  参加者:約 61名
コース:近鉄奈良駅〜滝坂の道〜首切り地蔵〜峠の茶屋〜円成寺〜青少年野外活動センター〜阪原峠〜柳生の里〜笠置寺〜笠置駅
9:00

9:13
 近鉄奈良駅集合。

野金リーダーのコース説明のあと、約100名?でスタート。

コース説明 
9:21
 奈良駅からすぐに興福寺域に入る。

甲福寺 五重塔

北円堂

9:27

9:32
 興福寺から春日大社に向かう途中の国立博物館では正倉院展が開かれており、
そこに長蛇の列。



春日大社の境内に入ると、めったに見られないシーンが・・・。

正倉院展に

ここは神域だぞ!!
9:49
 春日大社ささやきの小径を通り抜け、滝坂の道に入る。



このあたりから“T中”さんと言う方が親しく話しかけてくれる。

この会での20年選手だそうな。
「山を登る会」の写真は全て彼の写真だと。

ここから滝坂道 

竹中氏
10:10

10:02 左へ行けば妙見宮

10:07
雨の後のヌルヌルとした石畳に気をつけながら進む。

左手に寝仏と夕日観音。 

寝仏は上の方から転がり落ちたとか言う。
いずれも鎌倉時代の作。

10:07 寝仏

10:10 夕日観音
10:21
 夕日観音の少し上には朝日観音。

早朝高円山から真っ先に照らされることから名付けられたと。

文永2年(1265年)の銘があるとか。
鎌倉時代の作品です。

朝日観音 

説明板
10:29
 夕日観音のすぐ上には滝坂道で有名な首切り地蔵。

荒木又衛門が試し切りしたという。


ここまででとりあえず登り坂終了。

首切り地蔵 


休憩所前
11:01
 首切り地蔵からなだらかな道を30分、峠の茶屋に着く。

いつ通っても常に閉めていたので廃業したのかな?と思っていたら、今日は営業していた。

草もちを求めるも「売り切れてもうない」。
「団体さんが買うてしもた」と。

この連休はさすがに商売になるからか。

峠の茶屋
11:05
 峠の茶屋のしたの村の民家の軒下には時代を感じさせる消火ポンプが。

ポンプの横の文字は「和州石切 飯倉弥長次」と読める。

消火ポンプ

11:07 のどかな風景 

11:31 樹林を進む 

11:53 茶屋から3.6km来た 円成寺はもうすぐ 

12:02 円成寺のお墓への道 

12:03 お墓の六地蔵
12:08

12:40
 円成寺に到着。

ここでお昼ご飯。

円成寺の池 


重文の楼門
12:40

13:20

午後は円成寺から少し林道を進みたんぼのあぜ道を行くと

ポツポツと雨が当たってきた。
雨合羽を羽織り、菅笠をかぶる。

スタッフの田中氏はいつも菅笠をかぶっているが雨にはこれが一番いい。
両手が使える。

12:43 林道 

13:10 あぜ道 
13:20

14:00

田んぼ道を過ぎると大柳生の自動車道。 青少年野外活動センター前から本格的に降って来た。

我慢してしばらく行くと集落があり、そこの鍛冶屋の軒先で雨宿りをさせてもらっていると
ご主人が「ゆっくり休んで行けや」「今、お茶を入れるからな」と優しく迎え入れてくれた。

そして、「6月からイノシシを30頭獲った」「檻にイノシシ一家5頭がいっぺんに入りよる」
とか「有害獣で1頭8,000円で国が買い取ってくれる」
「昨日は里祭りだったので皆さんにイノシシ肉を振舞った」

とかいろいろお話しを聞かせてくれた。

鍛冶屋のおじさん 
 
イノシシの檻
そうこうしていると雨も小降りになったので「ありがとうございました」「また来いや」のアイサツでお別れすると、
そこにアンカーの中林氏と竹中氏が通りかかる。

ワタクシの後ろにはまだたくさんのメンバーがいた筈なのに、この家の前を通った人は見かけなかった。
その人たちは大柳生のバス停から帰ったのかな?

14:12 林道

14:27 林道に倒木

14:39 疱瘡地蔵の案内 
 14:45
 疱瘡地蔵と六地蔵

疱瘡地蔵

六地蔵
 14:52



 摩利支天。


柳生宗冬が武道の守り神である摩利支天を祭ったという。

灯籠群 

社殿
 14:59


 摩利支天からなだらかに下っていくと、家老屋敷。

中の見学はまたの機会に・・・

家老屋敷 

家老屋敷
15:05

15:10

家老屋敷のすぐそばに十兵衛杉。

柳生の里のシンボルともいえる立ち枯れの老杉。
樹齢約350年ともいわれ、柳生十兵衛が諸国漫遊に旅立つ前に先祖の墓に参り、この杉を植えたと伝わる。

近くのおじさんに聞いたら「30年ほど前に雷が落ちて枯れてしまった」と言っていた。


その先にお城のような民家。

 十兵衛杉

お城?

 15:17
 きれいに刈り込まれた茶畑を見て阿対(あたや)の石仏への川沿いを進む。

きれいな茶畑 

川沿いを直進
 15:20




 阿対(あたや)の石仏。

古くから、左側の地蔵に豆腐を供えると子宝に恵まれると言われている。

願いが叶うと千個の数珠を作って供える習慣がある。

阿対(あたや)の石仏 

 

阿対(あたや)の石仏 
15:47


 阿対の石仏から自動車道に出て、右手にゴルフ場を見て山道を登ると笠置寺。

このあたりでWり氏の足並みが鈍った。

ゴルフ場 

笠置寺山門
 16:08  
笠置寺からかなり急な坂道を下る。

松本亭 きじ料理 


お地蔵さんを見て


笠置山への登拝道
 16:16
 ゴール、笠置駅に着いた。

??さんがハイタッチで迎えてくれた。
田中さんがビールで迎えてくれた。

役員のみなさん、本日のご案内ありがとうございました。

駅前 元弘の乱絵巻

駅前にて
 本日の歩行数: 46,869 歩