伊勢本街道を歩く
2015.12.28(火) 枚岡駅から国道308号線で暗峠〜南生駒駅〜小瀬の足湯〜榁木峠〜追分梅林〜富雄川〜富雄駅  約16Km

ユースホステルが主催する毎年の「伊勢迄歩講会」、
今朝から玉造稲荷神社からスタートしている。(7時集合、8時スタート)
本隊は伊勢神宮で元旦を向かえる予定。

ワタクシも少しはあやかりたく枚岡神宮から歩いてみた。

9:24

近鉄枚岡神社を単独スタート。
 
神社への石段
 
豊浦地車・太鼓台の蔵
下がり藤の紋所

枚岡神社:河内国一宮。旧社格は官幣大社で、春日大社の勧請元のため、元春日の別称がある。
神紋は春日大社と同じ「下がり藤」。



9:40



神社の前の道を鉄道に沿って北へ進むとすぐに国道308号に行き当たる。
そこからが有名な細い細い国道だ。
 
案内標識には暗峠まで約2km 約35分とある
さて、ワタクシは何分で行けることやら?

9:43 長持石前

9:43 長持石
  
9:43 松尾芭蕉の句碑

「菊の香に 暗がり登る 節句かな」
芭蕉が奈良から大阪へこの峠を越えた。
その後、1694年10月12日大阪でなくなったそうな。

9:46  

9:50 豊浦橋
 
9:58 禊行場碑
 
9:58 観音寺の石碑 

観音寺の行場を見下ろして
 10:05
 観音寺のすぐ上には赤い鳥居があって不動明王・お玉大神。

10:05

10:05

10:05
10:11

10:21
 
急なコンクリート道を喘ぎながら進んで行くと慈光寺の案内。
この寺では季節によりホトトギスの声が楽しめる。

 10:11 「左 ほととぎすの名勝髪切山慈光寺」と
 
水が流れている
 
10:21 「慈光寺へ」と
 10:26
更に登ると「弘法の水と笠塔婆」
 
10:26 弘法大師
 
10:26 笠塔婆
10:32

10:40

若い男が自転車で追い越して行くが、さすがにこの坂道、下りて押している。

10:32 
 
10:34
 
10:39 ようやく峠だ

 10:39 石畳の終わりに出迎え地蔵堂

10:40 日本の道100選 暗がり峠
 10:40 ようやく峠に着いた。
普通は35分で到着するところ、ワタクシは60分も掛かった。

峠のお家の掲示板には関係する説明が記されており、芭蕉の説明もあった。
 
 
 
 
   


「菊の香にくらがり登る節句かな」・・・1694年9月9日に芭蕉(51才)が奈良から大坂に来るとき、暗峠を越えたときに詠みました。
9月8日に伊賀上野を発ち(体に発疹が出ていた)奈良に一泊し、9日に峠を越え10月12日に大坂で午後4時ころ没。
「旅に病み夢は枯野を駆け廻る」


 10:48

10:58

峠を下って行くと「本陣跡」、柳沢家の本陣跡らしい。

10:48 本陣跡

10:58 きれいな棚田
 
11:07

11:22

11:07 道路左に石仏 

難波門を漕ぎ出でてみれば神さぶる生駒高嶺に雲そたなびく  孝書と

11:22 石造阿弥陀如来立像
 
石造阿弥陀如来立像 1270年作と
 11:32
ほぼ下りきった。右手に石仏寺。
 
11:32
 
11:32
11:40

12:25

坂道を下りきると近鉄南生駒駅。
駅そばの住宅地を通る。

民家に親切な概略地図 

12:25 無料の足湯
 13:00

足湯に30分ほど浸かって午後の部スタート。

13:05 生駒市上水道貯水池 

13:18 標識に従い矢田丘陵へ進む

13:59 郡山警察犬訓練所

14:03 矢田山こどもの森 
14:07

こどもの森から標識に従い「追分」へ進む。

14:07  左へ進む

14:36 見るも無残な追分梅林
14:41
追分の「本陣村井家住宅」の伊勢本街道を外れて霊山寺〜富雄駅を目指す。

10:40  追分本陣村井家住宅 

 
右 かふりやま
左 ならいせ道
14:49

村井家住宅から霊山寺の方向へ進む。

右下に第2阪奈道路が見える 

14:52

15:04  霊山寺

富雄川にアオサギ 

15:35

16:40

 近鉄富雄駅に到着。

 自宅着。
   本日のドアtoドアの歩数:約 36,214 歩。